トレーニングで通風?
2016/12/23
トレーニングをする人によって通風になる人がいます。様々な原因がありますが、激しいトレーニングをして、減量前の無理な増量をする人が通風になるケースがあります。
痛風の症状には、いくつかのものがありますが、最大の特徴は名前の通り、強い痛みにあります。足の指先から発生し、段々と足首のほうにその痛みが伝染し、最終的には膝関節まで伝わっていきます。
この際、親指の付け根が最も痛みを発するポイントとなっています。親指の付け根は歩行する際には欠かせないため、そのため、その都度痛みが生ずるということになります。 痛風は進行していくと痛みに加えて、関節障害の原因となります。
尿酸の結晶が関節部に集中し、痛風結節というものを作り出します。これにより血行が悪化し、骨などの生成に悪影響を与えてしまい、歩行障害に発展してしまいます。病気が進行すると足が痛かっただけでなく、手首なども痛くなってしまい、最終的には体全体で痛風の症状を感じることになります。
腎臓をいたわり、尿酸、プリン体に注意!
また、腎臓にも大きな負担を与えることになります。尿酸の結晶が腎臓内にできて、それが蓄積することで腎機能を低下させ、結石の原因となります。最悪の場合は腎不全にもなるため、注意が必要です。また、腎臓は尿酸を外に出す働きがあるものの、その働きが落ちることでさらなる痛風の悪化も考えられます。
こうした痛風の症状を抑えるためには、尿酸とプリン体をコントロールすることが求められます。血液中の尿酸値を低くし、プリン体の摂取を控えることで痛風の症状を予防することができます。とはいえ、栄養のバランスを同時に考えていくことも重要で、バランスのよい食事とプリン体のカットなどを考えなければなりません。
最低限できることとしては、暴飲暴食を絶対に控えることや体外に排出するために水分補給を積極的にしていくこと、運動は適度に、そしてストレスをためないことなどが可能です。
それに加え、プリン体の多いレバーや大豆類などは極力避け、野菜などを積極的に摂取していくことが大事になります。 痛風になるとその完治はなかなか難しいと言われています。そうなる前にできることをコツコツと続けていくことが大事なのです。