健康的でバランスの良い身体とは?
2016/11/27
ダイエットの目的と意味を考えてみたいと思います。
健康的なバランスの良い体とは?
- 内臓脂肪と皮下脂肪
- 体脂肪率と内臓脂肪率
- ダイエットでどんな体になりたいですか?
- どんな体を目指しますか?
- スリムで引き締まった体になりたい!
- カッコいい筋肉の体になりたい!
そういったなりたい体には、きちんと体をつくればなれるのですが、うまくいかないことが多く、途中であきらめてしまうことも多いです。ダイエットや体づくりには、まずどういった体になりたいかのイメージをしっかりと持つことが大切です。
ダイエットの目的・意味 - “ダイエット”は美しい体になるために痩せたい! という女性によく使われ、今では男性もかっこよく若々しくなりたいということで使われています。 そこには体重が増えてしまった為に、増えた体重を減らす目的でダイエットをしています。そもそもダイエットとは、太りやすくなってしまった生活スタイルや食生活を健康的な体へと改善するためのものです。
健康的な体は、体重が少なければ良いということではなく、バランスのとれたベストな体重を維持できる体です。1ヶ月に-10kgや、これだけで10日で-3kgなど色々なダイエットの経験談がありますが、短期間に体重を大幅に減らすことは、体が対応できずにバランスを崩してしまいます。ホルモンバランスや自律神経などにも影響を与えます。体のバランスを崩してしまった体は、体重が減ったとしても健康的でバランスの整った体といえるでしょうか?長続きするでしょうか?
一時的に落としただけではリバウンドをして、さらに痩せにくくなってしまいます。
バランスの整った体をつくることで、痩せやすい体になりダイエット結果が出てきます。落としたいのは脂肪、筋肉はおとしてはいけない、です。
健康的なバランスの良い体とは?
きれいになりたい! カッコイイ体になりたい! スリムな体になりたい!
そういった思いでダイエットを始めますが、目的であるのは体重だけを減らすことではないこと。体重が増えてしまった原因である、生活習慣や食生活などが今の体をつくっています。その原因を改善することで、健康的なバランスのよい体をつくります。体重を減らすことだけではなく、体の中身を変えていくことに意識をおくことが大切です。
筋肉と脂肪のバランスが大切 - 体脂肪は、体の身体機能身体機能の維持に、重要な役割があります。体脂肪の標準値を意識するとよいよいでしょう。体脂肪を減らすには、食事だけでは減らず、筋肉をつけることが重要です。
内臓脂肪と皮下脂肪 - 内臓脂肪は、内臓の周囲につく脂肪で、つきやすく落としやすい特徴があります。皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪で、ついてしまったら落としにくい。
男性は内臓脂肪がつきやすく、女性は皮下脂肪がつきやすいといわれます。
男性と女性のつき方の違いは、ホルモンが関係しています。
男性ホルモンは筋肉量を増やす効果があり、内臓脂肪が蓄積されやすくなってしまうというデメリットがあります。
反対に女性ホルモンは皮下脂肪を蓄積しやすく、体を守る働きがありますので、腹部やヒップ、太ももなどにつきやすくなります。
内臓脂肪は、過剰に摂りすぎてしまったエネルギーがすぐに蓄積していきます。そしてエネルギーとして使われず蓄積されていくと、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの様々な病気のリスクがあります。
皮下脂肪は、すぐに増えるのではなく徐々に蓄積していきます
体脂肪率と内臓脂肪率 - 体脂肪率は、体の脂肪の割合を数値にしたものです。そして内臓脂肪率は、内臓脂肪の割合で、このどちらも測定することが大切です。
出た結果は、日によって体の状態によっても変わってきます。体の中の水分量や、測る時間帯、機器メーカーによっても変わります。同じ時間帯で同じ機器を使うことで、日々の変化をきちんと測定することができます。
ダイエットの認識を変えて、自身がなりたい体をつくるポイントをお伝えしました。今の体の原因である生活習慣や食生活を改善し、太りにくい体をつくることで健康的でバランスの良い体になります。目先の体重を減らしたいという気持ちもわかりますが、体づくりがいかに大切であるかは、実際にこのようなポイントをおさえてダイエットを行うと実感していただけます。