ボディメイク・ダイエット ～食事～
2016/11/26
ダイエットやボディメイクを始めるにあたって、食事が体へどういった働きや効果があるのかの理解を深めることは大切です。 何気ない食事ですが、生きていくうえで必要な食事であり、ダイエットやボディメイクにおいても食事次第といえるほどです。
食事の基本
私たちの体は、食事などで摂ったものでつくられています。食事が体をつくる元となるものとして、とても重要な役割となります。ダイエットの目的、ボディメイク、体に不調がある、健康的な体、といったどのような体も食事で活動しています。
体の働きは２４時間の中で、時間や生活スタイルによって体が必要とする栄養素は違ってきます。健康的な体づくりにおいて、食事なの内容がとても重要になります。
ダイエットの目的で脂肪を落としたい方も、ボディメイクで筋力アップや筋肉量を増やしたい方も、食事はとても大切です。
体の機能維持は勿論のこと、どのような体をつくるのかは食事次第です。
食事のポイント
- 摂取エネルギー量
- 栄養バランス
- 水分量
- 食事の時間帯、タイミング
これらのポイントをおさえることが重要です。
⑴ 食事で得られる摂取エネルギーと、体の消費エネルギーのバランスが大切です。
摂取エネルギー 〉 消費エネルギー
消費エネルギーを摂取エネルギーが上回ってしまうと、余分なものは蓄積され脂肪になります。 逆に、消費エネルギーを大幅に下回る摂取エネルギー量だと、体の機能などバランスが崩れてしまいます。
⑵ 栄養バランスは、どの栄養素を必要量きちんと摂取するということです。
栄養素は40～50種類あり、体の活動には多くの栄養素をバランスよく摂取することが必要になります。栄養素には、体のエネルギーをつくる、体を構成する、体の生理機能を整えるなどの働きがあります。
栄養素には、３大栄養素（タンパク質・糖質・脂質）と、ビタミン、ミネラルを合わせて５大栄養素があります。体のエネルギー源となる３大栄養素をビタミンやミネラルがサポートする働きがあります。
それぞれの栄養素が単体で働くのではなく、それぞれに関与して作用しているためにバランスよく摂取することが大切です。
⑶ 体は６０％以上が水分です。
食事や食べ物などから水分を摂取しています。体にとってこの水分はとても重要な役割をしています。水分の効果には、代謝を上げる効果・デトックス効果・便秘の改善・血液循環の活性化など様々な効果があります。1日に必要な水分量は、１日に１．５～２ℓ必要です。
水分補給は、何を飲んでもよいということではなく、体に効果のあるものを適量に摂取し、あとはお水を摂ることが体にとって効果的です。
例えば、カフェインは適量を飲むことは体への効果もありますが、適量を超えてしまうと体に負担がかかってしまいます。コーヒーを運動の前に飲むことは、脂肪燃焼を促す効果がありますが、摂りすぎはかえってエネルギー代謝を低下させてしまいます。
１日の中でこまめに摂り、冷えすぎたお水は体を冷やしますので、おすすめしません。
そして、ミネラルウォータ＝はその名のとおり、ミネラルが含まれておりますので、必要なミネラルも摂取できますので効果的です。
⑷ 食事の時間帯やタイミングは、体の機能との関わりがありますので栄養素の吸収や分解・合成など効率的に行うために重要です。 食事の時間は日々同じような時間に決めて、３食摂ります。
朝は、夜から栄養が体へ入らない飢餓状態になっており、朝から体や脳を効率的に動かすためには朝食を摂ることで代謝がアップします。
夜は就寝から２～３時間前には食事を終えること。
そして体を休めて修復・改善する時間になりますので、タンパク質などを積極的に摂ると効果的です。
間食は、食べるものにもよりますが、朝食と昼食の間や昼食と夕食の間に栄養の補給としてとることは問題ではありません。間食でいけないのは、消費カロリーに対してオーバーしてしまうようなスィーツばかりを毎日摂ることが問題になってしまいます。
運動などを行う前には、しっかりと間食などエネルギー補給をすると効果的です。
食事で体は変わります。
何をどれだけ摂取するか、ということが体づくりにとても重要です。
量やタイミングなど、ポイントをおさえて日々の生活スタイルに取り入れることをおすすめいたします。
筆者は、食べずに痩せるということができないので、いつもしっかりと食べております。
体づくりにおいて、体をつくる目的に合わせた食生活を意識し、生活スタイルに取り入れることで体が変わることをとても実感、体感しています。
だからこそ食事の大切さを実感し、体が変わることのを体感してほしいと思います。