健康には水と油 ?
2016/11/27
サラサラ血を手に入れるには?
別の記事でもお話しましたがサラサラ血ですが、サラサラ血を手に入れるためには、水分をしっかりと摂らなくてはいけません。 血液を構成する90%は水であるため、ドロドロを防ぐには水分不足は絶対に避ける必要があります。
1日1.5ℓの水でサラサラに
無理なダイエットをしている方は水分が不足することがあるので注意してください。水分は食べ物からも摂取していますが、これだけでは足りません。 大体1.5リットルは水分を飲料として摂取する必要があります。
喉が渇いているときは身体が水分を欲しているので補給していきましょう。大量に飲めばむくみの原因になりますが、不足すると動脈硬化を招くのでさらに危険です。カフェインを多く含む飲料は利尿作用が強いので、飲みすぎには注意してください。
ミネラルウォーターやノンカフェインのお茶で水分を補給するのが好ましいでしょう。ダイエットをしている方なら、アミノ酸飲料を飲むのもおすすめです。 水分の摂取量は体調も見ながら調整していく必要があります。 例えば、1日1リットルの場合よりも1.5リットルの水を飲むほ方が調子が良いと感じるなら、自分にとって1.5リットルを摂取した方がい良いということです。
身体の大きさや食事量などによっても変わるので、万人に共通する適正値は存在しません。 夏場はよく汗をかくため、水分補給はこまめにおこなっておきましょう。 サラサラ血になるためには、水分は一度に大量に摂るのではなく、こまめに補給することが大切なのです。 大量に摂取してもすぐに尿として排出されるので、身体が取り込める程度の量に抑えておきましょう。
適量は150ml~250mlと言われているので、この範囲で飲むようにしましょう。 500mlのペットボトルならば、2~3回に分けて飲むのがいいと言えます。 ただし、喉の渇きを癒すときは多めに飲んでもよいので、500mlを1回で飲んでも問題ありません。
人間の身体は水分不足に対して正直なので、身体が欲しているときはそれに従うのがよいでしょう。 サラサラ血を維持することは、血管のつまりを防ぐためにも大切なことです。
飲む油のちから - 亜麻仁油とエゴマ油
心臓と血液サラサラの関係 / 飲む油でご紹介した亜麻仁油とエゴマ油にはα-リノレン酸という成分が含まれています。α(アルファ)-リノレン酸とは、脂質をつくる要素である脂肪酸のひとつで、人体では作ることができない必須脂肪酸です。
身体に必要不可欠な栄養素の一つであり、体内のリン脂質(細胞を作るために大切な成分)にも含まれていて、細胞を正常に保つのに役立っています。食べ物を通して体内に入ると、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)に変化します。
これは、青魚に含まれている成分として知られていますが、植物由来のα-リノレン酸はうつ病の発生を抑えるなど、魚由来のものとは違う働きも持っています。
その働きは血流の改善、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす、血栓や動脈硬化の予防、高血圧の予防、心筋梗塞や脳梗塞の予防、肥満の改善、ストレスの軽減、脳の機能をよくする、記憶力や集中力の向上、アレルギーの抑制、老化予防、うつ病の軽減などに対して効果があると言われています。
逆にこれが不足すると、血管、赤血球、脳、神経に影響が出て、血栓の原因になったり、高血圧、動脈硬化のほか、脳機能の低下やイライラ、うつの症状が出やすくなります。
α-リノレン酸は酸化しやすいので、α-リノレン酸を含んだ植物油などはなるべく早めに使い切る必要があります。酸化した脂肪酸を摂っても、あまりよい効果があるとは思えません。また、熱にも弱いので、油でい炒めるよりもドレッシングなどで摂取した方が良いようです。
青魚や大豆、野菜にも含まれていますが、微量なため、含有量の多い亜麻仁油から摂取するのが楽で早いようです。リノール酸は生きる上で必要な成分であり、体内では作れない必須脂肪酸です。α-リノレン酸と同じように、細胞を正常に保つのに役立っています。
少し前に、血管をつまらせる悪玉コレステロールを減らす役割があると注目され、動脈硬化などの治療や予防に使われています。
しかしながら、たくさん摂りすぎると、血管にこびりついたコレステロールを外して動脈硬化を防ぐ、善玉コレステロールまで減らしてしまうことがわかりました!
熱に弱く、150℃以上で熱するとがんの原因となる物質を作ってしまいます。また、アレルギーを悪化させることもわかりました。摂りすぎるとかえって健康を害してしまうので気をつける必要があります。